【6】元銀行員、元信販会社経営者・男性(大分県)83歳

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六、脳内出血

脳内出血を起こすと亡くなることもある。助かっても寝たきりになる人もいる。私の場合は半身不随になったものの、やはり運が良かったのだと思う。
私は若い頃から健康法として乾布摩擦をし、風呂場で水をかぶっていた。体を鍛えていたので助かったのかもしれない。

昭和六二年十二月二十三日。前年までは牛乳を飲んでからお酒を飲んでいた。この年から「お酒に酔わない」という薬を見つけ、お酒を飲む前に常用するようになっていた。
それが悪かったのかどうかは分からない。水をかぶってお風呂に入ると、その時に脳内出血をしたようだ。意識はあり妻を呼んだのだが、私の体が大きいので妻が持ち上げきれない。たまたま息子が遊びに来ていて、お風呂から引き揚げてくれた。

家族からの連絡ですぐに医者が到着した。医者はA病院に連絡を取り、救急車で搬送された。救急車内でも意識はしっかりとしていて、先生に病気のことをいろいろと話していたようだ。先生から「○○さん、あなたは金利については詳しいでしょうが、病気については私に任せなさい!」と叱られてしまった。

病院では、手術を行わずに点滴で直すことになった。
半月間はまったく動けなかった。それからはリハビリに専念し、翌年の昭和六十三年四月に退院した。
仕事については、入院中もベッドの上で社員にいろいろと指示をしていた。というのも新本社ビルの建設を計画しており、判断を求められることも多かったからだ。

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